初の現行ハーレー試乗を終えて

ディーラーを訪ね、XL1200CA、FXDB、FLER103の3台の現行ハーレーの試乗をしてきて感じた率直な感想、それは「現行ハーレーも悪くない」というものだった。どうやら僕は、単なる食わず嫌いだったようだ。

とにかく長距離を走って旅をしたいと考えた時、そこにアナログ的なメカニズムの魅力を求めないのであれば、僕は間違いなく現行の電子機器の塊と化したハーレーで全然構わないと思った。今所有しているエボと比べても、現行ハーレーでのロングツーリングの方が僕は楽しめそうだ。

優れた環境規制を実現するためにフューエルインジェクションの搭載や燃料調整が薄く薄くセッティングされ、さらに排気音も排気リズムも国産Vツインクルーザーのそれと変わらぬものとなってしまった。それは確かに言えている。しかし、クリーンなハーレーというのも悪くない。跨ってハンドルを握り、そこに広がる視界は間違いなくハーレー特有のものなのだ。そこに重要点を置けば、現代風に進化したメカニズムというものは決して残念なものと結論付けられはしないのだ。

まだ僕が試乗したのは経たった3モデルのみ。だがそれでも十分に現行ハーレーの良さが感じられた。悪くない。

1日3台が限界だな(苦笑)

この調子でその日のうちにどんどんディーラーに通って現行ハーレーを試乗したい…… という気持ちだったのだが、初日の試乗は3台で終わりにしておいた。理由は疲れたからだ。

慣れないバイクを3台も、しかも試乗車という気を使うバイクでハーレー100万200万のハーレーを扱うともなれば、肩肘も張ってしまうもんだ。1台30分前後乗り、休憩を挟んで2時間弱はかけた。3台の試乗を終えた後は疲れがあからさまに感じられた。

特にロードキングは疲れた。足つき性に不安があるというのは、これほどまでにライダーに負担となるものだということを、久しぶり、というか初めて感じたかもしれない。これまで量の足がべったり着くクルーザーにばかり乗ってきたものだからな。

やはり僕は爪先立ちとなるようなバイクには乗りたくない。疲れるし、乗せられている感も嫌だ。ロードキングの試乗中、信号待ちの際にショーウインドウ越しに姿を見たら、自分の体格とロードキングの大きさがミスマッチに感じた。身長が180cm以上、体格もアメリカ人並みにマッチョかファットでもない限り、この手のサイズのハーレーは乗せられている感が強い。僕はそれが嫌だ。