VRSCDXに乗ってみた

V-rodファミリーは、ハーレーの中でも異色中の異色モデルだ。そしてお世辞にも人気という言葉が言えないモデルでもある。そう、はっきり言って不人気だ。

その理由は、ハーレーらしくないメカニズムが上げられる。DOHC水冷エンジンを採用していることから、国産メトリッククルーザーに近いと評価されている。現行ハーレーは国産みたいだと言われるが、このV-rodこそまさしく国産に近いのだ。

しかしそんな評価が大きく目立ってはいるものの、好きものはいるものだ。僕の友だちにもV-rodモデルオーナーが数名いるが、大いに気に入っている。何度か試乗もさせてもらったが、とにかくレブリミットまで回したくなるという高回転型ドラッグマシンなのだ。確かにハーレーっぽくは無いが、ブランドっぽさを抜きにすれば、素直に素晴らしいマシンなのだ。

まぁ、過去に何度か友人から借りて乗ったことがあるモデルなので改めて乗ることもないかとは思ったが、ハーレーディーラーを訪ねたら現行のVRSCDX(ナイトロッドスペシャル)が置いてあったので、先日試乗してきた。

高回転まで回るのは気持ちよいのだが…

ナイトロッドスペシャルはV-rodモデルの中でも割と人気なモデル。2007年に登場して以来、ラインナップに加わり続けており、ファミリーのベーシックモデルとしても活躍するようになっている。

今回試乗してみようと思ったのは、2012年に仕様変更したモデルは乗ったことが無かったからだ。ハンドルやステップのポジションが手前になっており、フロントフォークの倒立化、ホイールが軽量化、リアテールをはじめ外装もブラッシュアップされている。かなりイメージが変わったかと思い、ちょっと乗ってみたくなったのだ。

感想はというと、確かに乗りやすくなった。ライポジが楽になるだけで、日常的速度で走ることの厳しさは大幅に低減された。ブレーキにサスペンションも気持ちが良い。どれほど性能が向上しているかまでは分からないが、タッチの良さには感動した。ま、もともと普段乗ってるFXRのブレーキもサスもイマイチだからってのが大きいかもしれないけどね(苦笑)。

高回転の吹けあがりは相変わらずで楽しい。1速2速で思い切り引っ張って楽しんでやったが、こういう高性能ハーレーを所有するのも、意外と面白くて嵌るかもしれない。ただ、こいつでロングツーリングに行きたいかって言われると、それだったらロードキングなんかが欲しいやいってなる(笑)。